これで少子化問題が改善!?

今日、妻とあかりが退院。
家に帰ってきた。
6日間、よくがんばりました、みんな。

ところで、退院前に支払請求書を見て、びっくり!
出産は病気じゃないので、全額負担。
出産育児一時金42万円(健康保険から支給される補助金)から足が出た11万円超の支払いを請求された。
ごく普通の出産だったのに。

こんなにお金がかかって、何人も産めますか?
これからもたくさんお金がかかるのに、まず出産という入口でこれでは…。
お金より「子どもの笑顔」だなんて、教師みたいなきれいごとだけで出産はできない。

制度上の問題だけでもない。
少子化をなんとかしようという世間の心意気も伝わってこない。
子育て中の親に対して、社会はあまりにも寛容ではないからだ。
例えば、
 電車の中でベビーカーをたたむべきか、たたむ必要はないか。
 飛行機の中で泣き続ける赤ちゃんは非常識か、否か。
こんなことが議論されることこそが、ぼくにとってはオドロキ。

最近、国が何人産むか目標を定めることを検討しているとか。
そんなことを検討する前に、子育て世代がどんなことに苦労しているのか、それを考え、改善していくことが必要なのではないの?すでに試行している自治体もたくさんある。学ぶべきことはあるはずである。