こうすけ 一日入園

「ようちえん、いかないよ。」
昨日の夜、こうすけがこんなことを言いだした。
「うんちでたくなったら、どうしよう。」

昨年春は、お兄ちゃんと一緒にバスに乗って幼稚園に行くのを楽しみにしていたこうすけ
いざ、登園が近づいてくると、幼稚園に対して、避けるような言動がよく見られた。
朝はお兄ちゃんのバスの送りに行きたがらないし、幼稚園の話にも乗ってこない。
今思えば、トイレのことで、自信なくしちゃったんだな・・・。

どこの親だって、一人でトイレに行けるようになってから登園させたいと考えているにちがいない。
でも、失敗。だめだめだ。上手に声かけできない。
詳しくは書かないけれど、考えたくもないと思ったほど。

さて、1日入園でのこうすけ
朝になっても、行きたいそぶりは全くなかったけれど、拒否することもなく制服を着て、幼稚園へ。
不安そうな顔で教室にいて、
なんどもこちらに戻ってきた。
やりたいな〜って思うと、先生の方にかけていき、
できないな〜って思うと、こちらにまた戻ってくる。
このくりかえし。

一日入園から帰って、「楽しかった?」と聞くと、
「うん、たのしかった〜。」
って。こちらとしては、正直、ホッ。
そして続けて、
「うんちでたくならなかったよ。」
って。
なんとも返せない。。
こうすけに楽しかったなって思わせてくれた、先生方、本当にありがとう。


 先生のおはなし、すわってよくきけたね。
 うさちゃんの好きなキャンディー、なかよく投げられたね。
 くまちゃんのすず、じょうずに作れたね。
 おもちゃでチャチャチャ、リズムよくたたけたね。


このうんちの失敗を、ちがう場面で生かせるようにしたい。
それが親としての課題。