突然、幼稚園から電話

突然って、まぁ、ふつう電話は突然ではある。

午前9時半、突然、幼稚園から電話!
「○○○幼稚園ですが……」
(ん、こんな時間に幼稚園から電話か。ドキドキ…。ケガかな。)
仕事柄、日中に自宅に電話だなんて、発熱かケガぐらいしか考えられない。

「しゅんたろうさん、教室で遊んでいて歯を打ちまして。歯ぐきから少し血がにじんでいます。素人目ですが、歯は大丈夫だと思います。ですが、一応受診させていただこうと思います。かかりつけのお医者さまをおしえていただけませんでしょうか。」
と、事務の先生の落ち着いた声。

どうやら、幼稚園から連れて行ってくださるという話のようだ。
でも、また仕事柄。そんなことは保護者がするものであるという認識。
そこで、迎えに行くので、歯医者にアポだけとってもらうようにお願いした。
幼稚園から連絡をしてもらった方が、急患として扱ってもらいやすいと考えたからだ。

ところがどっこい。
幼稚園から電話してもらったけれど、かかりつけの歯医者は1時間後くらいしか診てくれないと言うのだ。
なんて歯医者だ!
冷静にもう一度、こちらから電話。
それでも・・・、部屋がないからムリとのこと。
ほかの歯医者を探す時間や蓄積された歯のデータのことを考えて、かかりつけの歯医者へ。

結果的には、予定より早く診てくれた。
レントゲン写真では、特に問題はないとのこと。
神経や、永久歯への影響はこの段階ではなんともいえないのだそうだ。

ちょうどフッ素塗布で受診しようと思っていたところなので、経過観察も兼ねて、来週の予約を入れておいた。

帰宅後、
「今日の給食、中華ちまきだって、給食食べに幼稚園もどる?」
と尋ねるも、
「もどらない。」
と元気のない声。
給食命のしゅんたろうが、こりゃ、精神的ダメージ大だ。

そこで、
「お昼はおすしにしようか!」
と誘うと、
「うん。」
とちょっとだけ元気の出た声。

歯を気にしながらも、お寿司がほぼいつも通り食べられたからよかった〜。
ホッ。