まつりに行きたいというので、石取祭へ

まつりに行ってみたいな〜というしゅんたろうの要望に応えて、
19時頃、バスに乗って2人で石取祭に行ってきた。

重要無形民俗文化財にも指定されている桑名の石取祭。
日本一やかましいまつりとも言われるだけあって、やっかましい!!
でも、そんなこと、なに?と言わんばかりに、しゅんたろうは、ギュっと手を握って、静かにまつりの様子を見ていた。




そして、いくつかの山車を見て、
(実際には43台あるらしいが、7台くらい見られた。正確には山車ではなく、祭車っていうみたい。)
「おとうさん、どうして1つずつちがう漢字が書いてるの。」
って。
旧市街の町ごとに1台ずつ山車があるのだけど、町の名前の頭文字なんかをとって提灯に書いてある。
そのシンボルマークみたいのがなんだろう、って思ったんだろう。

 詳細はこちら→ http://isidori.jp/saisya.html


これまで桑名に住んでいたけれど、一度だけ行ったことがあった気がする。
・・くらい馴染みのない祭。
太鼓や鉦を打ちならしてる人たちは楽しいだろうけど、見に行ってどうってこともないという気持ちだったので。

今回行ってみて、感想は今までとちょっとちがった。
高校の同級生とその子どもも参加しているというので、その町の山車がある駅前のロータリーに行ってみた。
すると、しゅんたろうくらいの幼い子も町ごとのそろいのはっぴを着て、まつりに参加しているのだ。
幼いころから地域の文化に馴染んで、地域の人たちにも見守られながら育っていくって、めんどうなことも多いだろうけど、いいこともあるなって。
自分にはそういう経験が全くないので、なんとなくうらやましく思えた。

帰りのバスの中で、
「おとうさん、これは、ぼうけんだね。」
しゅんたろう、夜のお出かけが、とっても新鮮で楽しく感じたみたい。